2015/07/22

認知症対策アンケート

今さら特に驚くことでもなく、目新しいことでもないのですが、「認知症対策に関するアンケート」として実施された調査報告の記事がありました。 CBnews20150721日 より抜粋

認知症の多職種連携、医師の理解などが課題- 未来工学研究所が自治体にアンケート
未来工学研究所では、昨年11月、全国の1741か所の市区町村に対し、認知症対策に関するアンケート調査を実施。847か所から有効回答を得た。

認知症対策のための多職種連携を行う上で、課題や問題点と感じること
「地域での認知症対策に関する包括的施策体系ができていない」(69%)
「認知症に対する医師の理解が十分でない」(53%)
「多職種にまたがる調整機関、コーディネーターがいない」(49%)
「施策を実施できるだけの“基盤”が地域にない」
「医師の認知症への理解の不十分さが多職種連携を妨げている」

地域における認知症対策の課題
「医療と福祉を含む包括的な地域連携」(84%)
「多様な認知症支援人材の育成と連携」(69%)
「認知症の専門医や専門医療機関が少ないこと」(65%)
「個別の認知症高齢者に関する情報共有が不十分」(52%)


ただの「現場感覚」でみても概ね同じような印象です。更に付け加えると、

 ・介護は介護で何とかすると、頑なになっている
 ・認知症治療に口出ししてはいけない
という、「不文律」が存在するため、どうしようもない「泥沼状態」に陥っているということ。

所詮「ハコ物作り」が大好きなお役所のやること。そのうち自然淘汰され、どこかに収斂されていくのか。ただ唯一の救いは、「ハコ物」と言っても、実際に巨額の費用を投じて公共工事をやって建物を建てたのではないということ。

むしろ、「カネは出すけど、口は出さない」として、医師会主導で認知症治療がまともにできる医療機関・医師を育てることに注力して協力することの方が潔くて手堅いのかも。
また、「認知症を治せる医師」が講師となり、認知症を治せる実例を示してコメディカルを教育すること