2014/08/16

必要だけれど、やらないこと

それは、認知症勉強会

どうも八方塞がりだわい・・・ 認知症の勉強のことである。介護現場に正面切って「認知症の勉強が不可欠」などと私が言ったところで馬耳東風なのである。だから、勉強会の必要性を感じながらも、私はおとなしく静観するしかない。

ふと考えてみると分かるが、褥創だの口腔ケアだの感染症予防だのと言ってインターネットで入手した数ページのコピーが配布されることがあるが、それを私は真剣に読んだことがない(せっかく配って下さったのだから見るだけは見る)。既に十分にそれらを熟知しているからではなく、あまり興味がないからである。従って、広く浅く薄っぺら程度しか知ろうとしないのである。


認知症についても同様のことなんだろうなぁ~という気がする。入所系施設であれば、三交代勤務であるから、日々の過酷な業務で疲れて帰宅する。家事や身の回りのことをやって寝る、そういうことのくり返しである。「いつやるの? 今でしょ!」なんて言われても、そうそうできるものではない。

やはり、認知症をちゃんと治せる医師が身近に居て、「認知症は治ります」と実例を示して見せて、一般に浸透した「認知症は治らない」という誤った常識を捨てさせることが正攻法なのだろうなと思う。平山先生の「鹿児島認知症ブログ」に「コウノメソッドの勉強会が開催」という記事が公開されているのを見て羨ましくなった。

毎日、治療失敗事例ばかり見て、そこから認知症を学ぶというのも何だか、非生産的で虚しいものである。介護へのモチベーションは下がりますわぁ~。ならば、「私がやります」と、講師役を名乗り出たとしても却下されるのは「火を見るより明らか」である。何故なら、介護が医療に口出ししてはならないことになっているらしいから。家内からも、母からも同様のことを言われて、私は「四面楚歌」なのである。

こういう認知症に対する無知・無関心というか、プアな「情報武装」のままで居続ける限り認知症介護は旧態依然として楽になる日は来ないのである。「ユマニチュード」などという程度のレベルでは認知症に太刀打ちできないのであるが、認知症の人への接し方・態度すら十分とは言い難い人も多いのは残念なことではある。岩田先生のブログにある、「認知症治療で使われている薬と介護者の観察ポイント- コウノメソッドによる認知症診断および治療の実際-」が理解できるレベルに到達できるようになりたいものだ。