2014/08/11

抑肝散加陳皮半夏で著効

抑肝散加陳皮半夏で著効

抑肝散加陳皮半夏が効いた。・・・と言っても、実は私の自験例である。更年期障害の諸症状が心身共にいっぺんに現れてとても辛い思いをしていた。特に理由もないイライラと憂鬱な気分が入り交じっていて、じっと我慢するのも限界を感じながら仕事をしてきた。

「もう限界だ・・・!」と、危機感と不安感を抱えてクルマを約30分ほど走らせ、漢方も処方して下さるという内科を訪れた(「藁をもすがる」思いで駆け込んだ)。どこの病院でも漢方を処方して頂けるのかどうかは知らないし、病院選びも「あたり」・「はずれ」があるのだから「あたり」に巡り会いたかった。だから、前々から名前だけは知っていた町医者の元に行った。

昔から、子どもの夜泣き、疳の虫に抑肝散くらいのことは知っていた。だから、「私のイライラには抑肝
散だろう」と希望していたら、問診の末に「抑肝散加陳皮半夏」(ツムラ抑肝散加陳皮半夏 83)を処方して下さった(1日3包)。すぐには効かないだろうと漢方への先入観を持っていたのだが、24時間以内に効いた。イライラと憂鬱な気分が解消されたのである。特に夕方から夜にかけて生じる理由のないイライラがなくなった。おまけに、朝の目覚めが良いのである。こんなことなら、我慢せずにもっと早く受診して相談すれば良かった。
「著効」というのは、こういう時に使う言葉なのだろうと実感した。

それで思い出したが、あるLPCの利用者に抑肝散が処方されて、1~2日後には幻覚と妄想による大声が消失した事例があった。(レビー症状は消失したが、ピック症状はまだ残っていた。) その時、「こんなに早く効くの?!」と私は驚いていた。

これでめでたしめでたしと言いたいところであるが、日々のどうしようもない程の介護疲れ・肉体疲労は残ったままであることは言うまでもない。日頃、老年期のことばかり(特に認知症)で「情報武装」しているが、更年期についても同様に知っておかなければならないと反省である。
介護者が先に倒れたら、被介護者は暮らしていけないのである。

 参考:漢方のポータルサイト