2014/07/14

認知症になったら真っ先に読む本[1]

「真っ先に読む本」ではあるが、一番最後に読んだ本

久々に書籍を購入した。 それが、岩田先生(長久手南クリニック院長)の著した「認知症になったら真っ先に読む本」(現代書林)である。 今日現在で一番最後(最新)であるが、深い理由は何もない。

ここでは書評・レビューを書かないが、いくつか記しておきたい。

早期発見と的確な対処のために、情報武装を!」(p.162) まさにその通りである。 私には体力も、大した学力もなく、資格もない普通の一般人である。 だから、せめて「情報武装」を、と思ってきた。 
ある在宅の高齢者は、激しい幻覚(幻視)のため昼夜を問わず大声をあげて家族を困らせ、疲弊させていた。 当時、まだコウノメソッドを知らなかった私は、その高齢者が全盲であるためシャルルボネ症候群だろうと思っていた。 (今振り返ってみても、多分シャルルボネ症候群であると思う。)
抑肝散が有効であることくらいは知っていたから、家族に勧めてはみたが納得されるこなく終わった。 仮に、納得されたとしても、紹介する医療機関を知らなかったから、結果がどうなっていたか分からない。 ただただ無念であった。 現在なら、コウノメソッド実践医を紹介するのは言うまでもない。

全国の実践医の傾向を見ると「反体制派」「自分の頭で思考できる人」が多いようです。 世の中の間違った常識があるのならそれには迎合しません。」(p.202)
「世の中の間違った常識があるのならそれには迎合しません」 私も迎合しない反体制派である。 世の中の間違った常識に囚われていると、いつまで経っても家庭介護現場も施設介護現場も救われる日は来ないことが、この本で再認識させられた。

だから、この「認知症介護通信」は、コウノメソッドの知識をベースに実際に介護現場で観た私の拙い経験を書き綴っているだけである。



岩田先生のブログ(ドクターイワタの認知症ブログ)に以下の記述があったので転記させて頂く。

全国にはコウノメソッド実践医という“認知症を治す方法を知っている”“介護者を救うための治療を実践している”医師たちがいます。 コウノメソッドとは私の師である名古屋フォレストクリニック河野和彦先生が30年の認知症診療の経験から得られた認知症治療の極意をわかりやすくまとめたもので、誰でもインターネット上からダウンロード出来ます。 コウノメソッド2014を読んでいただければ、ここに書いている内容がより深く理解していただけると思います。 
多職種の方々には認知症治療薬の正しい使い方を学んで頂き、間違った治療を見抜いて、コウノメソッド実践医のところに駆け込んで頂きたいのです。 

最近、脳神経外科専門医堀智勝先生を代表世話人、認知症専門医河野和彦先生を副代表世話人とする認知症治療研究会が立ち上げられ、著明な脳神経外科医5名とコウノメソッド医療者(医師、介護支援専門員、看護師、介護福祉士)が世話人に指名されました。 職種の垣根を越えて認知症治療について学ぶための会が出来たのです。 “認知症治療の夜明け”と言えるでしょう。

高齢化が進むにつれ、認知症で困っている患者さんや介護者が増えています。 認知症治療や認知症ケアには多職種連携(家族、ヘルパー、看護師、理学療法士、薬剤師、歯科医師、医師など)が必須であり、多職種の方々が認知症に対する正しい知識を身につける必要があります
 
多くの認知症啓発本は認知症治療について記載しておらず、すぐに認知症ケアと結びつける傾向にあり、認知症は不治の病であるという間違ったイメージを植え付けています。 認知症は“治す方法を知っている医師であれば治せる病気”なのです。 認知症患者さんや介護者を救うためには認知症治療と認知症ケアをバランス良く組み合わせることが重要なのです。

 
「認知症は治る」というのは夢ではない。 少しばかりの努力と、コウノメソッド実践医のところに駆け込む行動力があれば良いのである。
 ■認知症治療研究会
 ■コウノメソッド実践医
 ■コウノメソッドマニュアル

続く・・・