2014/06/08

どうやって認知症を勉強したらいいのか[2]

前回「インターネット中心の勉強は・・・」という主旨のことを書いたが、今回はインターネットについて触れてみたい。 これは経験談なので、あくまでも参考程度に。 私は、インターネットなど世の中に存在しない時代に学生生活をやっていた古いタイプの人なので、紙媒体でないと理解できないのである。 手元に本という実態がないと忘れてしまうのだ。

「インターネットを活用しない手はない」、まさにその通りである。 いくら本を中心に、と言ってもそうそう本を購入する訳にもいかず、利便性の理由から最近はインターネット中心になってきた。
私がよく活用させて頂いているサイトを紹介したい。

 ・ドクターコウノの認知症ブログ
 ・ドクターイワタの認知症ブログ
 ・鹿児島認知症ブログ
 ・認知症を学ぶ会

これらを繰り返し読んで、分からない用語が出てきたら検索して調べて、必ずまた元の所に戻って来ること。 なお、最近の河野先生のブログは、内容が濃すぎて初心者には難しいかもしれないので、下記を紹介しておきたい。

コウノ博士の『認知症』大講義!


諺にあるとおり、「学問に王道なし」なので、地道に続けて欲しい。 そして、介護現場で先生、即ち施設利用者に教えてもらってください。
認知症の症状をずっと観ていると、症状と薬物療法の関係が良く分かってくる。 皮肉なことに、そしてとても残念なことに、望む効果なら良いのだが治療失敗事例がよく分かってくるのである。

「仕方ないよね、認知症は治らないのだから」と諦めの気持ちで観るか、「認知症は治せるはず」と希望を持って観るかで、認知症の先生方は実に様々なことを教えて下さるのである。  

私は業務のひとつとして技術セミナーの講師を担当した経験がある。 200名を超える受講生を教えた経験がある。 そこであるテクニックに気付いた。
初めからお手本として正しく正解に導く説明をするのではなく、わざと間違えて見せて、どうして間違えたのかを解説するのである。 こうすることで、より深く確実に理解させることができるのである。

残念なことに現在の認知症医療は、間違った治療で溢れている。 だから、「これがまずいね」というお手本はいくらでもある。 皮肉な言い方ではあるが、認知症という症状の本質と、誤った治療の結果や認知症と薬物療法の関係を容易に知ることができるのである。 
そこから、コウノメソッドを活用して正しい認知症の治し方を体得することができるのである。

私は医師ではないから治療そのものに直接手出しできない。 けれど、上述のことに気付いたから、認知症の方々から多くのことを教えていただけたのである。 逆に、治療が上手くいっている認知症の方々からは、殆ど何も学べていないのかもしれない。

【ワンポイント解説】
 ・テーマを決めてからインターネットを利用すること。 ただ漠然とネットサーフィンをやっていると収拾がつかなくなってしまう。